※こちらの記事は、2014年9月に執筆したものです。
大雨がやまない。今年の夏は多くの日が雨になり、いわゆる夏日がすくなかった。
大雨ばかりか、台風は日本国内に多くの被害と混乱をもたらした。
驚くのは、局所的な大雨であることだ。同じ地域にいてもついそこに大雨がふっているかと思えば、すこし川を隔てた地域では全く雨が降っていない。その降り方もスコールのようである。
昔、フィリピンにいったとき、スコールに出くわした。30分ほど暴風雨がやってきてベランダの植木を鉢ごとなぎ倒していく。30分もするとすっかり晴れて、青空になりまた南国らしい風景に戻ってしまう。
日本の場合にはそのような南国風景にはならない。
他方、中国の東北部では干ばつに困っているという報道もあった。
地球もうまくいかないようだ。
いろいろな状況から考えて、どうも地球の温暖化が影響して海水の温度があがったり、海流が変わったりしたことが原因なのではあるまいか。
私たちの日本列島は災害も多いが、四季の変化に恵まれおおむね穏やかな気候といってよかった。どうも今後は亜熱帯的になって、私たちが若い頃から慣れ親しんできた気候ではなくなって来たようである。
当分の間はこうした環境はかわるまい。
そうだとすれば何かににつけ、亜熱帯的なスコールのような雨に見舞われる気候であることを前提に建築物や生活様式を変えていかなければならないようだ。
2014.09
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- 弁護士法人 田中彰寿法律事務所 代表。
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