※こちらの記事は、2015年6月に執筆したものです。
この間、よそで聞いたことで驚いたことがあります。
日本には超大型コンテナ船が入れる港が無いのですって。
海運日本、貿易立国日本はどうしたのだ。どうしているかって、情けないじゃありませんか、韓国の釜山に入ってそこで小分けして日本へもってくるのです。それもこれも港湾の埠頭工事の増強をしないからだそうです。こうした船は18メートルの深さしか接岸できないらしい。それが日本では16メートルが最深らしい。この二メートルを掘り下げるのは港湾工事だがそれは公共工事で資金がないということらしい。
滋賀県の知事が「もったいない」といって新幹線「栗東駅」を中止しましたが、いったい何がもったいなかったのでしょうか。
交通機関は作ればそこを基軸に順番に地域が発展していくものです。おそらく滋賀県は戦後工場誘致で労働者が増え県民所得が増えました。戦後直後はゲベチョに近い過疎県が今では上位県になっています。
ところが労働者が定年になり、高齢者になり、生産年齢を超過して来ると生産能力の増加に目が向かず高齢者福祉の充実を重要視してくるのでしょう。
でも国民所得が減ると高齢者福祉も軍事費も減少させざるを得ないのです。
生産効率を上げて国民所得を上げてはじめてこれらの費用が捻出されることを忘れてはなりません。
2015.06
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- 弁護士法人 田中彰寿法律事務所 代表。
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